2010年5月7日金曜日

まさかのA440機能追加

KORG 俺monotron・・・

昨年、RJBさんの”シンセの素”を利用して製作したスーツケースシンセAVARUSに音合わせ用としてチューナーを内蔵し、後になってLED表示では使いにくいことが分かるという失敗を踏まえ、今回のmonotron改造でリベンジを果たすべく、440Hzの基準音を出すボタンを付けることにしました。

銘機prophet-5にはA440ボタンが付いていますが、こちらは5MHzのクリスタルを分周して作っています。クリスタルだからカシオトロンの様に正確。月差±15秒以内! でも、monotronはどのみちリボンで音程を出すわけですから適当な発振回路で良いだろう・・・ということで馴染みのあるNANDを使ったCR発振器を採用しました。
 
ブレボでやればいいものを本番ステージで空中配線を敢行!何度か部品を付け替えてようやく値が決まりました。NANDゲートは手持ちのTC7W00Fです。いつか使えるだろうと買っておいたものです。SOP14でも入らない場所にはもってこいの2回路入りパッケージです。

monotronの出力用オーディオアンプIC、TPA6111A2の2番ピンに上の回路を入れました。最初はゲートの出力をそのまま入れたら大きすぎたのでCRフィルタを入れました。

ボタンは小型のタクトスイッチを使いました。取り付け方法は基板片をケース裏にくっつけてそこへハンダ付け。いつものやり方です。

 



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takedaさんのページにmonotronの中身について詳しく書かれています。
参考にしまくりです。

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